「私たちは彼ら(ロシア)をノルウェーへの脅威として考えてはいない。彼らは何らの野心も示したことはない。私たちは協力関係にある。しかし彼らが隣で強大な軍事力を持っていることは確かで、有事の際に我が国は通り道になる」。戦略国政研究センターで登壇し、述べた。
第二次世界大戦でもノルウェーは航路として重要な戦略的意義を持っていた。ロシアの空軍力は10〜15年前から各段に向上した、と首相。
首相は2014年のクリミアでの出来事を「併合」と呼び、これはロシアの行動が現在予測不可能であることを物語っている、とする。この点で、米国の支援も受けながら、ノルウェーは周辺監視とそのインテリジェンス機能を強化する。