調査会社パック・データ社のニック・ドリュー研究員は、「検閲には２つのレベルがある。ハッシュタグは完全にブロックされるか、またはその問い合わせに関する最新の３０の結果を導き出す『ソフト・ブロック』にかけられるかだ」と述べた。
例えば、#italiano #asia あるいは #kansasなどの地名が入った無害なハッシュタグを検索した場合、最も新しい３０枚の写真が提示されるだけで、他の数十万枚という写真は表示されない。なおその際、画面には、利用者からインスタグラムの規則に合致しない記事があるとの報告を受けたため、このハッシュタグの付いた最新の投稿は今見ることができないという内容のメッセージが表示される。
禁止リストには、#instamood #popularなどロシアで人気のあるハッシュタグがたくさん含まれている。
人気のあるＳＮＳ「インスタグラム」の制限について語られ始めたのは２０１３年。パック・データ社の研究員たちは、禁止リストには一般的な無害な言葉が含まれているため非論理的だとの見方を示している。
