ウォール・ストリート・ジャーナルは、フランス人の懸念を呼んでいるのはそのプロセスだと報じた。フランス人は、MDシステムが正式にNATOに引き渡されても、実際には米国が同システムの管理を維持する可能性があると考えている。
フランス当局の拒否は、NATOと米国の代表者をひどく不安にさせた。
米国の代表者らは、MDシステムをNATOの管理下へ引き渡すのが延びた場合、ロシアがそれをその意思の弱さや服従と見なす可能性があると考えている。
これを受けて代表者らは、ワルシャワで7月に開かれるNATOサミットまでに決定を変更するようフランスの同僚を説得する方針。