IMFは、2016年のロシアのGDP(国内総生産)は1.1パーセント減少(先の予想では1.8パーセント減少)し、2017年は0.8パーセント減少(先の予想ではマイナス1パーセント)するとの見方を表した。
IMFはまた、政府の経済安定化対策はショックを緩和させ、銀行システムを助けたと指摘し、現在の不況は過去の危機よりも深刻ではないとの考えを示した。
通信社ブルームバーグは18日、ロシア経済が過去15年間で最大の変化を経験していると伝えた。石油市場が崩壊した結果、一連の産業が復興した。
ロシアのシルアノフ財務相は17日、ロシアは世界経済の現状に適応したと述べ、農業や産業の成長を指摘した。