アルバータ大のリー・フット教授によると、クマの自然の生息地である森林が焼かれ、クマが人里に下りることを余儀なくされている。
家では人間が残した食べ物がくさりはじめており、においが数キロメートル四方に広がっている。 「人がいないので以前に避けていた場所に行くことをうながされる」と学者。
人が自分の家に戻ったとき、大人のクマたちは危険を理解して去るだろうが、子供たちはこの場所に食べ物があったことを覚えており、翌年戻って来るかもしれないという。
アルバータ州の森林には約4万頭のクマが住む。今、特別なパトロールが行われ、無人の町でクマの捜索を行っている。