ラクダは、家の中庭につながれ、43℃の炎天下、一日中、放っておかれた。新聞「The Times of India」の報道では、主人は、ラクダをつないだままであることをすっかり忘れ、家で客と話している時に、偶然それを思い出したという。
主人が中庭に出、ラクダに近づくと、ラクダは彼に襲いかかり、首に食いついて、主人を地面に倒した。目撃者の証言では、凶暴化したラクダは、倒れた主人の身体に何度も食いつき、引き回し、最後には、主人の頭を食いちぎったとのことだ。
なお伝えられるところでは、このラクダをおとなしくさせるために、25人がかりで6時間もかかったという。
20日金曜日、ラジャスタン州では、気温が51℃まで上がり、これまでの国内最高記録が更新されたばかりだった。気象専門家らは、インドの厳しい暑さは、6月半ばのモンスーン到来まで続くだろうと見ている。