モンゴルの水力発電所建設でバイカル湖は干上がるかもしれない

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バイカル湖 - Sputnik 日本
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バイカル湖に流れ込むセレンゲ川に水力発電所を建設するというモンゴルの計画が現実のものになると、湖が干上がってしまう恐れがある。新聞「イズヴェスチヤ」が、ロシアのエネルギー企業及び政府筋の情報を引用して報じた。

報道によれば「モンゴルがセレンゲ川に計画している3つの巨大水力発電所建設は、バイカル湖の環境状態に取り返しのつかない否定的影響を及ぼす危険性がある。もし必要な措置が取られなければ、湖は、消滅したアラル海のような悲惨な運命をたどるかもしれない。」

ロシアの担当省庁は、すでに、問題解決に向けた方策を模索している。

バイカル湖は、世界でもっとも深い湖(最大深度1642メートル)で、その淡水量は世界最大を誇る。

アラル海は、この湖に流れ込むアムダリア川とスィルダリア川の水を、畑の灌漑用に大量に汲み上げたため、1960年代から干上がり初め、周囲の環境に非常な悪影響を与えている。

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