モース氏は次のように、予想している―
「需要と供給の相互関係は、今年半ばには市場に均衡をもたらし、それに続く6つの四半期の間は、原油不足となるだろう。
明らかなのは、一つだ。つまり、1バレル=40$強といった原油価格は、再び備蓄を補充し、増える需要を満たすためには、低すぎるという事である。
価格が1バレル=60$になれば、原油採掘業者、とりわけ米国の業者は、リグ(掘削井)の稼働プログラムを再開できるだろう。
またOPECに加盟していない産油国についていえば、今年、原油採掘量を、一昼夜110万バレル以上削減するだろう。」