2016年1月、欧州委員会エネルギー総局の副局長はEU側によって数年前に凍結されているロシアとEU間のエネルギー対話を完全に再開する必要性があるとの考えに同意していた。
ラヴロフ外相は「我々は同意したはずだったが、実践でこの対話が再開されるためのアプローチを欧州委員会は一切とっていない」と語った。
ラヴロフ外相はさらに、ガスプロムは欧州南部で追加的なエネルギープロジェクトの可能性を検討していることを明らかにしている。
ハンガリーのシーヤルト外相はEUはサウスストリーム、ノースストリーム2プロジェクトに関してダブルスタンダードを用いていると明言し、EUおよびその友好国はハンガリー、バルカン諸国に対してサウスストリームを実現化させないよう圧力を講じたことを指摘した。