この措置は、中国当局が人口抑制のため30年以上にわたり続けてきた「一人っ子」政策に対する一種の「埋め合わせ」として導入されるものだ。
河南省当局は、両親が60歳以上あるいは入院している労働者に、こうした追加的休暇を付与する考えだ。
「一人っ子」政策は、1970年代末に導入され、最終的に取り消されたのは、やっと昨年末のことだった。
取り消しの理由としては、まず中国市民の間に不満がずっとくすぶり続けてきたこと、そして中国社会高齢化のテンポが急激に速まったことなどがあげられる。
いくつかのデータによれば、2050年までに、中国人の四分の一以上が、65歳を超えると見られている。