国際熱核融合実験炉は、フランス南部カダラッシュの研究センターで建設中だ。これは、熱核融合反応から電気エネルギーを取得しようという、最初の大規模な国際的試みである。
第8回国際フォーラム「アトムエクスポ」に出席したパタラキン氏は、次のように述べた-
「ロシアでは、最高とは言えないまでも、世界最良のもののうちの一つであるジャイロトロンが開発された。これは、プラズマを過熱する装置だ。そうしたものを持っているのはロシアと日本だけで、両国はすでに、この装置を『インテル』プログラムに供給する用意がある。」
なお国際熱核融合実験炉は、EUとロシア、中国、日本、韓国そして米国が共同で建設している。