フォーガンさんによれば、1989年、地球外知的生命体探査(SETI)を最後に同様のプロトコルは作られていない。この文書によれば、宇宙人に遭遇した場合、研究者は同僚にその発見を確認してもらうよう依頼せねばならず、その後、対応する国家機関に通報し、そこまで行なって初めて、広範なオーディエンスに向けたプレスリリースを発表できる。
ただし、前回の行動プランが作成されたのはインターネット、デジタル技術時代の到来前の話。新たな条件下でフォーガンさんは宇宙人との遭遇の事実が確認されていない段階でも直ちに公表せねばならないとしている。こうすることで研究者が自分のデーターが盗まれ、同僚も組織的に発見を覆したり、確証するのではないかという疑いを払拭することができる。