金正恩氏の肖像画はポップアート様式でどことなくからかう風があるが、描いた画家たちは題材選びにも様式にも大真面目で取り組んでいる。ニュースポータル「ネフスキエ・ノーボスチ」が報じた。
正恩氏が題材に選ばれたのにはわけがある。同氏は専制君主である一方で、どこか子どもっぽいところもある。そんな大人子どもがある日突然権力と資本を手にしてしまい、それをどう操っていいかわからないというふうに画家たちはとらえた。
画家たちは、「彼は気分を損ねたり、自分の『おもちゃ』を自慢したりする。だがほかにどうしようがあるだろう? 彼の回りには『イデオロギー的』な人間があまりに多い」と語っている。