AP通信の情報では、この演習には、8300人の軍人を含め2万人が参加する。演習の基本的な目的は、地震とそれに続いて発生する津波後の作業において、約800万人が住むこの地域で、どのくらい効果的に救助活動ができるかを点検することにある。特に、携帯電話が通じず、インターネットも使えない状態での活動、孤立した地域への援助品の搬送、捜索救助活動の実施、住民の避難に注意が向けられる。
地震学者によれば、演習が予定されている米西部太平洋岸では、マグニチュード9レベルの巨大地震が、様々な情報によれば、200年から1000年周期で発生する可能性があるとのことだ。