プロジェクトの枠内で、情報システムに対する脅威を監視するため、国の省庁や主要機関35の代表者からなる特別グループが立ちあげられる。その中には、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)、日本原子力研究開発機構(JAEA)そして新エネルギー・産業技術総合開発機構、(NEDO).の代表者達も加わる予定だ。
ここ最近、日本のコンピューターネットワークは、ますます頻繁に、ハッカー攻撃を受けるようになっている。2015年、国内で545億件ものハッカー攻撃が記録されたが、この数は、1年前に比べ290億件も増えた。日本政府は、2020年の東京五輪を控え、こうした状況を真剣に憂慮している。