アールガウ州のコミューン、人口2200人の町オベルヴィリ=リリは数十人の難民一時的な受け入れを拒否。その代わり賠償金として26万2千ユーロ(およそ3163万円)を支払うと言い出した。
コミューンの市長はスプートニクからの取材に次のように語っている。
「我々の考えでは難民の自国で支援したほうがずっと効果が高い。より重要なのはこの場合、危険なボートに乗せようとする密輸業者に支払う必要はなく、平和が戻ったときに自宅に帰る問題も生じないことだ。地元の支援に支払われる金は大きな価値を持っている。つまりこれは非合目的的なスイス政府の移民政策に対する一種の抵抗といえる。」