これは、フランス上院欧州問題委員会のイヴ・ポッツォディボルゴ副委員長が述べたもので、すでにお伝えしたように、8日、フランス上院は、賛成302反対16の圧倒的多数で、ロシアに対する制裁体制緩和を求めるアピールを伴う決議を採択している。
決議案のイニシアチブをとったポッツォディボルゴ副委員長は、新聞「イズヴェスチヤ」のインタビューに応じた中で「我々は、EU加盟28カ国すべての代表が集まるEUの会議に参加し、それぞれの国の議会で、フランスと同様の決議を下すよう提案する」と述べ、次のように続けた―
「上院での投票は、フランスにとって重要で示威的なものだ。我々は、すべての政治勢力の代表者の支持を当てにしていなかった。これは、政府に対する大変強力なシグナルだ。なぜなら上院には、基本的な政党の代表がいるからだ。つまりこの決定は、あらゆるフランス人の意志なのである。」