サンクトペテルブルグ国際経済フォーラム開会にあたって、国連のパン事務総長は「ロシアは、ウクライナ及びシリアにおける紛争停止といった問題の調整において、大きな役割を果たしている」と発言した。
これについてエリチェンコ国連大使は「ウクライナは、事務総長に対し、この発言に関する説明を要求し、抗議文を送るだろう」と伝えた。
一方、ジュジャリク国連事務総長スポークスマンは「我々は、発言を撤回するつもりはない。私は、あり得る批判に反応し、それを分析したりするつもりもない」と述べた。
先にパン・ギムン事務総長は「欧州は、正しくない方向に動いている。新たな壁を作るのではなく関係を強化する必要がある」との考えも示している。