トヴェルスコイ並木道では、ロシアの民族楽器グースリ奏者や舞踊アンサンブル、民謡アンサンブルが歌い、語り、踊った。最近モスクワは雨の日が続いているため、残念なことに人通りはあまり多くなかったが、子供や若者、大人たちが民族楽器の音色に聴き入り、華やかな民族衣装を身に着けて踊り、歌う民族アンサンブルや民謡アンサンブルに魅了され、ロシアの「民俗遊び」に関心を示した。
彼らは明るくて気持ちのいい人たちだ。「聴いて、見て、参加すること」が大切だと考える彼らは、ロシア文化に興味を示す人たちの質問に答え、リクエストを受けて演奏し、踊りに誘う。踊り方が分からなくても問題はない!外国人であってもかまわない!彼らが丁寧に教えてくれる。ロシア文化はこうやって生き続けている。