コルデエフ氏は、「保存状態が良好の翼のある機体は、第二次世界大戦時の三菱の軽戦闘機『ゼロ』であると考えることが可能だ。その飛行大隊はマトゥア島に基地をかまえていた」と語った。
コルデエフ氏によると、航空機の脚部には漢字がはっきり見てとれるという。
コルデエフ氏は、「航空機は1942年に製造されたもので、シリアル番号は1733。軍事・歴史遠征隊の参加者たちは、これらのデータによって、今後、航空機の乗組員がたどった運命や、航空機の戦闘ルートを判断することが可能だとの見方を示している」と指摘した。
またルデエフ氏は、より詳細な調査をするために、航空機を引き上げるための準備作業が行われていると伝えた。