コナシェンコフ報道官によると、米国側はロシアの航空機があたかも米国の依頼に反してシリア南部で在野勢力部隊へ意図的に空爆を行ったと伝えた。
報道官は、「空爆を受けた施設は、米国側が停戦に加わった在野勢力の活動地域だと発表した領域から300キロ以上離れている」と述べた。
コナシェンコフ報道官によると、ロシア航空宇宙軍は、手順の枠組みの中で行動し、目標の選択について米国主導の有志連合に前もって知らせていたが、米国側は同国が管理下に置いている部隊の活動地域の座標を提供しなかったという。
報道官はまたロシア国防省はずいぶん前に米国に対してシリアで活動している勢力の所在地を記した共通地図の作成を提案したが、まだ進展はないと伝えた。
なおコナシェンコフ報道官は、意見交換は建設的な雰囲気の中で行われたと指摘した。