ヤクーチアで熊から守るため警察に囲まれながら女性出産

© Flickr / Tambako The Jaguarクマ
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ヤクーチア(サハ共和国)の医師が先週の休日に、鬱蒼としたシベリアの針葉樹林、タイガで女性の出産を引き受けることになった。妊娠40週目だった女性は、夫と漁に出向いていた。そして救助隊と護衛の警察は、近辺を徘徊する熊から、女性と医者を守らなくてはならなかった。共和国保健省が伝えた。

ロシア人家族と20年一緒に住んでいる熊 - Sputnik 日本
ロシア人家族と20年一緒に住んでいる熊(写真、動画)
保健省の情報によると、妊娠40週目であった女性は、夫と親戚がタイガで漁をするのを手伝うと決め、タイガに向かった。しかし土曜日、陣痛が始まり、夫と姉は女性を車で病院に運ぼうとした。しかし、オフロード車が沼にはまり、動けなくなった。女性は姉とともに森に残り、夫は携帯の電波を「捕まえ」ようと、道路へと走り出した。

救助に来た医者は一連の緊急措置を行い、女性と、生まれてきた女児の命を救った。

医者によると、現在女性と新生児の状態は比較的良好だと見られている。

 

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