EU協力の下大学が3年間行ったマルマラ海周辺の地震に関する調査研究プロジェクト MARSITEの一環で、専門家はマルマラ海と海を囲む都市部と農村地帯を観察した。得られた情報が、この地域での地震リスクレベルを予測するためのモデルを構築することを可能にした。
トルコの英字紙ヒュッリイエトデイリーニュースによると、調査の結果、主要諸島付近での断層の強い緊張の存在を確認できた。しかも、その緊張状態は大きな地震を起こせるほど強力なものだ。マルマラ海での津波の可能性についても研究され、早期警戒システムが開発された。