英国のEU離脱(Brexit)の決定は、世界の金融市場、経済、通貨、また世界の各中央銀行の政策に大きな影響を与えるだろう。
これは金市場でまもなく金の価格が急激に上昇するさらなる原因が生じることを意味している。
金価格の急騰はすでに始まっている。24日、金先物8月限の価格は59.30ドル(4.7パーセント)値上がりして1オンス=1322.40ドルとなった。
シンクフォレックスのチーフマーケットアナリストのナイム・アスラム氏は、EUの他の加盟国も英国の例に従う可能性があり、欧州の状況は深刻化するかもしれないと考えている。アスラム氏はこれを考慮し、金価格は今年末までに1オンス=1500ドルまで値上がりする可能性があるとの見方を示している。