高い安全確保対策の条件の下、法廷審問はモスクワ時間13時に始まった。法廷への通路は約15人から成る武装した私服の警察と特殊部隊グループによって警護されている。ロシアのマスメディアは席が足りないという口実の元、法廷に通されなかった。
チェリク容疑者は、同時に逮捕された7人から成るメンバーの一員として裁判官の下に現れた。グループからは、カラシニコフ自動小銃、ライフルやピストルが押収され、武器の違法所持の容疑がかけられている。チェリク容疑者と他の容疑者は、もし裁判で武器の違法所持の罪状が認められた場合、5年から8年の懲役刑が見込まれている。チェリク容疑者本人は、この容儀を認めておらず、武器は彼のものではなく、チェリク容疑者と同様にシリアで以前戦闘行為を行っていた、逮捕されたメンバーの一人のものだと証言している。