地価最高は31年連続で東京・銀座の5丁目(ショッピング街)で、1平方メートルあたりの価格は前年比18.7%増で3200万円。
他の大都市でも地価が上昇した。大阪の阪急百貨店付近の地価は前年比22.1%増で1平方メートルあたり1010万円。名古屋の中央駅付近は1平方メートルあたり840万円で前年比14.1%上昇した。
「価格の上昇はオフィス不動産の需要の回復によって引き起こされている。また、外国人向け観光業の成長でホテルのレストラン事業における消費が成長している。しかし、近年の円高で外国人観光客からの需要が弱まる危険性がある」。東京カンテイ市場調査部主任研究員・高橋雅之氏のコメントをNHKが伝えた。