サフチェンコ議員は、戦いで結果を達成できる実際に効果的な軍を合法化したり、また資金を受け取って汚職を蔓延させ、進歩的な人たちに害を与えている者たちを全員排除するだろうと語った。
サフチェンコ議員は恩赦を受けて祖国ウクライナへ戻った後、ウクライナ大統領になる用意があることを表明した。同議員は、「ウクライナ人の皆さんにとって私が大統領になる必要があるならば、いいでしょう、私は大統領になる」と述べ、「私は自分が大統領になりたいとは言わない。私は飛びまわるのが好きだ。しかし、もし必要ならば、私はウクライナにとって有益なことを行う」と語った。
サフチェンコ議員にはドンバスで全ロシア国営テレビ・ラジオ放送会社の記者数名を殺害した罪でロシアで22年の禁固刑の判決が下されていた。サフチェンコ釈放問題については定期的に取り上げられており、専門家らの間では釈放されるとすれば、ウクライナで裁かれているロシア人らと身柄を交換するというのが最もありうるパターンだとされていた。
2016年5月末、ロシアのプーチン大統領がサフチェンコ議員に恩赦与えた。なお、これが分かったのは、サフチェンコ議員がロシアのロストフ・ナ・ドヌーからウクライナの首都キエフへ飛行機で運ばれた後だった。