防衛省統合幕僚監部が2016年度の第1四半期の結果をもとに報告した。
この期間で、日本の自衛隊機がスクランブルを行ったのは、中国機に対し199回、ロシア機に対し78回だ。防衛省統合幕僚監部のサイトには次のように書かれている。
「平成28年度1四半期の緊急発進回数は281回であり、前年度の同 時期と比べて108回の増加でした。 推定を含みますが、緊急発進回数の対象国・地域別の割合は、中国機 約71%、ロシア機約28%、その他約1%でした」
「中国機に対する緊急発進回数は合計で199回であり、前年度の同時 期と比べて85回増加しており、中国機の活動は引き続き拡大・活発化 の傾向にあります。 ロシア機に対する緊急発進回数は合計で78回であり、前年度の同時 期と比べて21回の増加でした。 期間中に領空侵犯として公表すべき事例はありませんでした。」