株券の売り上げはここ10年以上なかったほどの安値にまで下落。ジアロジックの報道では第2四半期、産地の探査と採掘に従事している米企業が売却した有価証券額はわずか2億8千万ドル。この額は2008年から2009年の金融危機の時期以来、最低の価値。
有価証券の売却に踏み切った企業の中にはエクソンモービルやシェブロンのような大企業やオクシデンタル・ペトロリウムやコノコフィリップスのような独立した石油生産企業も含まれている。
コンサルタント企業「ピラエネジー」のヘリー・ロッサ氏は「この産業部門を復興させるのは容易ではない」として、資本へのアクセスが開かれるということは米石油採掘企業にとっては決定的な意味をもつと語る。