鬱やストレスの原因について、またそれらと戦う方法について、スプートニク記者のインタビューに対し、心理セラピストでテヘラン大学講師のラズィエ・メフバリヤヤンネジャド(Raziye Mekhbariyannejad).氏は、次のように語っている-
「1980年から88年まで、イランは、イラクとの戦争という極めて困難な時代を経験した。この出来事の影響が、今日まで続いている。多くの子供達が、両親のいない状態で育てられた。そして現在、個が形成された彼らが、人生の中で自分自身を見つけようと試みているのだ。経済危機や仕事の問題も、彼らの状況を困難にしている。
現在、悲しみを軽減するのを助け、心理的な障害が出てくるのを抑える施設が作られている。例えば、テヘラン市当局は「最も気がふさぐような」地区を選んで、児童広場やその他、皆で楽しめるようなものを置いた公園を整備している。
イラン人の心理的な健康問題は、遠くない将来に解決されてゆくだろう。なぜならかつてイラン社会と心理学者は、不自然な関係にあったが、今では、個人的に心理コンサルタントを持つことは、肯定的に感じられているからだ。」