北朝鮮は、首都ピョンヤンのリョミョン通りに新しい建物100棟を建設するプランを発表したが、そのうち40の建物は市民の住宅用で、残りの60棟はオフィスビルとなる。
北朝鮮のインターネット新聞「クィムス・カンサン」によれば「70,55,50,40そして35階建ての高層建築のほか、7-8階建ての住宅もある」とのことだ。
この高層ビルが建ち並んだピョンヤンの新しい通りは、すでに今年建設される見込みだ。
北朝鮮指導部は、5月の朝鮮労働党大会で、核兵器を基盤に経済と軍事力を並行して発展させていく新しい方針を決定した。そのために北朝鮮は、自国の核プログラム阻止に向けられた国際的な制裁を受けながらも、あらゆるリソースの近代化を図っている。なお北朝鮮は「米国からの脅威が存在する間は、核兵器を放棄するつもりはない」と明言している。