NHKによると、先月、神戸市にあるスーパーマーケットで十数匹のゴキブリが食品売り場近くにいるのを店員が見つけ、悪質ないたずらのおそれもあるとして警察に相談した。警察によると、店内を撮影していた防犯カメラの映像に、食品売り場付近で袋を置くような不審なしぐさをする女の姿が映っていた。スーパーの店員が警戒していたところ、4日夜に防犯カメラの映像に映っていた女によく似た人物が店内にいるのが見つかり、通報を受けた警察が威力業務妨害の疑いで逮捕した。
逮捕されたのは、小学校事務員で、警察の調べに対して、「ゴキブリは自宅で捕まえ生かすために放した。業務を妨害するつもりはなかった」などと供述しているという。NHKが伝えた。
ロシアでも先日、食物と虫に関する同様の事件が発生した。アルタイ地方の弓道場で子供たちに賞品として与えられたチュッパチャプスのなかに蟻が混入されていた。捜査の結果、あまりの暑さに飴が解け、虫が飴の入れ物にたかってしまったことがわかった。この夏、現地では酷暑が記録されている。事件の真犯人には多額の罰金が科されることがきまっている。
先に伝えられたところによると、マレーシア人男性のヴァン・ベイリ・マラウヴィさん(38)は自分が入院した先の民間病院を相手取り、訴訟を起こした。理由は病院でゴキブリを食べさせられたというもの。マラウヴィさんには1万7200ドルの賠償金が支払われた。