モスクワでは間もなくこれは問題ではなくなる。モスクワでは、実験的サービスBoooshのスタートが準備されている。Boooshを使えば、近辺のシャワーを見つけることができ、お飾りのような値段でシャワーを利用できる。
Booosh.meはホテル、ホステル、フィットネスクラブや他の個人の部屋のシャワーを提供すると、Boooshのサイトにある説明に書かれている。いかなるところでも、利用者にはタオルが提供され、いくつかの場所では、お茶をもてなされる。シャワーは事前予約が可能だ。
シャワーの価格は利用時間による。最初の15分は250ルーブル(およそ400円)で、その後1分ごとに10ルーブル(16円)ずつ増えていく。利用の制限時間はない。
現在サービスはモスクワのテストユーザーを募集中だ。
サービスの創設者ビクトル・フィリッポフ氏がスプートニクのインタビューで、自分の一風変わったサービスについて語った。
「私はデザイン業に従事しており、頻繁に旅行し、一日でモスクワ中を移動する。この経験から、都市は活動的な生活には極めて不便だということを理解した。都市には全てがあるが、しかしすべてが全く組織されていない。思うように生きるために、人々は巧みに立ち回らないといけない。例えば、走るのは家の近所でだけできるとか。なぜなら、トレーニングの後はシャワーを浴びないといけないからだ。多くのオフィスにはシャワーはない。そしてこのような例はたくさんある。将来は、都市は今よりもっと快適になっていると思う。そして、今すでに未来の快適さに少しは近づくことができる。そして近づくことができるということは、信じられないインスピレーションを与える。」
スプートニク:ロシア国外に似たようなものはありますか?それともこのようなサービスを導入するのは我が国が初めてですか?
フィリッポフ氏:私が知る限りでは、初めてだ。米国には似たような小規模プロジェクトがあるが、方法が異なっている。例えば、シャワーを浴びるために、ホテルの「スイートルーム」を1、2時間貸すなどだ。しかし、値段は万人向けとは程遠い。わたしたちはよりお手軽な、違うモデルを試している。平均所得の人が月に数回私たちのサービスを利用する方が、同じ目的のためにホテルに泊まるよりも、ずっとお得だ。
先に伝えられたところによると、モスクワで日本製品のオンラインストア「GorodTokyo」がオープンした。