「ダーイシュに影響され、またはダーイシュに組織されたテロは、NATO諸国でも無実の人の命を奪っている。オーランドからパリ、ブリュッセル、イスタンブールに至るまでだ。アフリカからシリア、アフガニスタンに至る紛争は、ヨーロッパへの庇護希望者の移民の波を起こした。ウクライナに対するロシアの侵略は、団結した、自由で平和なヨーロッパというビジョンを脅かす。英国が国民投票でEU離脱を決めたことは欧州統合の将来に関する重要な問題を提起する」。オバマ氏がフィナンシャル・タイムズに寄稿した。
ワルシャワで7月8-9日、NATOサミットが開かれる。ポーランドとバルト諸国におけるNATO軍の展開が承認されることが期待される。
ワシントンは繰り返しドンバスでの紛争に対するロシアの干渉を非難している。一方、ロシア外務省は、モスクワはウクライナ内部の紛争の当事者ではないことを強調している。