類鼻疽菌の感染は熱帯性の高熱病。南アジア、東南アジアでの死因では肺結核、エイズに続いて多い。この病気はこの地域の沼地の土壌や浅い貯水池の水中に生息する類鼻疽菌によって引き起こされる。感染の経緯や兆候から急性の結核を酷似させる。
豪州ブリスベーンのグリフィス大学の研究者ジェイムズ・セントジョーン氏率いる研究グループは、類鼻疽菌が感染から24時間で体組織を通過することができることを解明。このため血液脳関門によってこうしたウイルスの侵入から守られているはずの脊髄、脳をも通り抜けてしまう。
豪州ブリスベーンのグリフィス大学の研究者ジェイムズ・セントジョーン氏率いる研究グループは、類鼻疽菌が感染から24時間で体組織を通過することができることを解明。このため血液脳関門によってこうしたウイルスの侵入から守られているはずの脊髄、脳をも通り抜けてしまう。