容疑者が新兵らに対しWhatsAppでキャンプでの生活状況について詳細に尋ねていたことが立証された。彼らは、現地に正常な生活条件はない、と述べていた。キャンプでは快適なトイレのかわりに地面に穴を掘って用を足しており、トイレットペーパーは全くなく、かわりに水が使われているという。
容疑者はこれを聞いて自分にはこうした条件は向かないと判断、オーストラリアにとどまることを決めた。仲間には渡航しない理由を「病気の母の世話をするため」と説明していた。
同容疑者は若いイスラム教徒のオーストラリア人をダーイシュに勧誘したとして2013年12月に逮捕された。
先に、ダーイシュは復讐心にかられた子どもたちの「軍」の創設についての動画を発表した、と報じられた。