しかし、カムサリ氏によると、価格についてはまた別の話だという。
「市場は現在の均衡を維持しており、すくなくとも今年中に1バレル=30ドル以下の価格に戻る可能性は低い」とカムサリ氏は述べた。
現在イランは石油を一日 で、380万バレル生産し、およそ200万バレル輸出している。カムサリ氏によると、将来、イランの石油輸出量はピーク時で一日400万バレルを超えるだろうとしている。
イランは2021年までには石油とコンデンセート生産を一日580万バレルに引き上げる意向だと、ブルームバーグが報じた。懐疑主義者の疑いにもかかわらず、イランへの国際的な制裁の大多数が解除された2016年1月から比べ、石油生産量は25%も跳ね上がっている。