ロシアのスポーツ選手は、全ロシア陸上競技連盟(VFLA)の資格がIAAFによってはく奪されたことにより、オリンピックから締め出されていた。7月2日、ロシアの五輪委員会と68人の陸上選手が資格停止処分を覆すためスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴し、この問題は7月19日に検討される。
IAAFのリストには仲裁裁判所の判決を待っている選手が別になって記載されている。それらのスポーツ選手のリオ五輪参加は、判決にかかっている。
IAAFのリストには、CASの判決にかかわらず、五輪に参加できる次の2人の選手が入っているに過ぎない。それは、女子走り幅跳びのダリア・クリシナ選手と、女子陸上中距離のユリア・ステパノワ選手だ。