この声明は今日、15日モンゴルの首都ウランバートルで開幕したアジア欧州会合の全体会合で表された。
「テロリズムは国境をもたない。欧州にとってもアジアにとっても共通の挑戦だ。現時点で残念ながら80人の死者がでており、そのなかには子ども、多数の観光客がいる。マスコミ報道では犠牲者の中にはEU市民もロシア人もいる。これは非常に痛ましい事件だ。我々はこうした挑戦に対する共通の答えを共に模索し、連帯し、テロと闘うために我々が行わねばならないすべてのことを実行せねばならない。テロリストとそのスポンサーらが理解するのは力だけである以上、我々も力を用いねばならない。」
先に伝えられたところによると、14日夜、仏ニースのイギリス海岸の花火大会に集まった市民にトラックが突入。目撃者の証言ではトラック運転手は速度を緩めず、海岸線をほぼ2キロにわたりジグザグに走りながら市民をひき殺し、発砲した。運転手は警察によって殲滅された。このテロによる死者数は80人に上っている。