「眠ることができた市民は、今朝、大きな失望のうちに目が覚めた。被害者や近しい人の悲しみ。この町は震撼させられたが、この夜、自分たちをだめにさせない努力と結束を示した。我々は死者を悼み、喪に服しているが、しかし結束している」と市長。
スプートニク:あなたの前任者、クリスチャン・エストロジ氏は、市当局がテロとの闘いを弱めているとの非難をした。市当局に何を求めるか?
「私たちは喪に服しているが、疑問は残る。ニースは長らく国家警察の欠如を感じており、定員が充足したことはかつてなかった。私たちは国境地域に住んでおり、危険な観光地にある。住民を保護するために必要な国家警察の戦力を保持する権利があると信ずる」
スプートニク:ニース市はサウジアラビアによるモスクへの資金投与に同意しなかった。外国の資金が南フランスの若者の過激化に寄与すると思うか?
「状況はそれほど単純ではない。ここが過激化の土俵にならないことを願っている。宗派に関わらず、宗教施設での教育を保障することは、共和国の原則にかなっていたと思う。しかし、世俗主義と共和国の原則にあまり忠実とはいえない外国による資金援助がその最良の方法であるとは思わない」