オックスファムによると、世界のGDPの56.6パーセントを占める米国、中国、日本、ドイツ、フランス、英国が受け入れた難民の数は、全体の8.9パーセントに相当するわずか210万人だった。
ドイツは、うち約3分の1の73万7000人、英国は16万9000人だった。オックスファム英国支部の代表者らは、この状況を「恥ずべきものだ」と語った。
世界の様々な国の難民の大半を受け入れているのは最貧国。世界の難民全体の約半分(およそ1200万人)は、ヨルダン、トルコ、パレスチナ、パキスタン、レバノン、南アフリカなどの世界のGDPに占める割合が2パーセント未満の国々で暮らしている。