ペスコフ報道官によると、ロシア国境近くの様々な国で起きた出来事を一様に評価することはできないだろうという。トルコの場合では、国家転覆の試みについて話が行き、アルメニアとカザフスタンの場合では、「多様な犯罪の表れ」について話がいく。
「われわれはできれば隣国の安定し、繁栄し、将来が予測可能な姿を見たい。そしてこの場合、我われの隣国は上記にあらわしたような国になるために不可欠な潜在能力を有しているとの考える全ての根拠はある」とペスコフ氏は強調する。
7月16日夜、トルコで軍事クーデターが試みられた。アルメニアの首都エレバンでは17日、正体不明の人が警察署を占拠し、数人を人質に取った。カザフスタンの首都アルマトイでは18日、正体不明の構成員からなるグループがアルマリ地区の警察署と国家安全保障委員会(KNB)の建物を襲撃し、その結果7人が死亡した。