ホンダにとって最大の市場は北米。ドルとユーロに対する円が安いことから、ホンダにとっては日本で生産した方が有利なため、米国へは日本から輸出されている。輸出されているのは、ホンダ・フィット、ホンダ・アコード・ハイブリッド、アキュラRLX。今年、米国市場ではこれら3車種の売上が153パーセント上昇した。
英国のEU離脱決定のニュースは、ゆっくりとした円高を引き起こした。これは輸出を困難とし、生産コストの上昇による製品価格の値上がりで自動車の需要が鈍化する。
2016年上半期だけでも米国ではホンダの自動車2万7480万台が販売された。なお2015年の販売台数は2万6802台だった。そして今、ホンダの指導部は需要が低下し、生産速度が減速すると予想している。
ホンダは世界の自動車市場に日本から年間およそ5万台から5万2000台を輸出している。
先に伝えられたところによると、ホンダが全世界で約78万台の自動車をリコールした。