月の海上、陸上平均気温は20世紀の6月の平均気温よりも摂氏0.9度高く、16.4度だった。
専門家によると、温暖化は人間の影響、そしてエルニーニョ現象によるものだという。エルニーニョ現象の影響は2ヶ月前に過ぎるはずだったが、記録的なテンポで北極圏での氷が解けるのと共に、暑さが残った。現在地球を覆っている北極圏の氷の面積は、30年前よりも40%縮小していると気象学者は指摘する。
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の海面水温が平年より少なくとも0.5度高くなり、その状態が少なくとも5ヶ月続く現象のことだ。