雪が少ない暖冬ともうじき終わりを迎える梅雨の雨が少なかったことで利根川の水量が小さく、東京、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の都県で水不足の恐れがあるという。
利根川沿いの8つのダムには1億8900万立方メートルの水があるが、これは通常の55%に相当する。1994年以来の低水準だ。
6月中旬、利根川流域からの水の使用に10%の制限がかけられた。水量が1億5000万立方メートルに落ちた場合は、20%の制限が導入される。通常、水の使用に対する10%の制限は、産業と農業に影響を与えるにとどまるが、20から30%に及ぶと、住民も水の不足を感じるようになる。
予報によると、8月に十分量の降雨がある確率は非常に低い。
先に伝えられたところによると、日本は熱中症で約3千人が病院へ搬送され、6人が亡くなった。