決定は、アナリストの予測と完全に一致した。採決ではマイナス金利の継続に7人が賛成し、2人が反対した。
同時に日本銀行は毎年80兆円の範囲内でマネタリーベースの増加率を維持する意向を改めて表明した。このペースで日銀が国債を購入し、その流通量は毎年約80兆円増加する。
日銀はまた社債の流通量を2.2〜3.2兆円の水準で維持する意向。日銀はさらにETF(証券取引所で取引される投資信託)の購入量を以前3.3兆円から約6兆円に増やす。
またドル融資プログラムも以前の120億ドルから240億ドルに拡大する。このプログラムの下で金融機関を通じて海外の日本企業の活動を支援するために、最大4年の期間企業が日銀のドル資金にアクセスできるようにする。
先に伝えられたところによると、ブレント原油は2016年4月20日以来初めてバレルあたり43ドルを下回った。