つい最近、ミケランジェロの傑作のひとつ、裸のダヴィデ像が、ある女性市民に異常な興奮を与えてしまった。彼女は、裸体の像は自分を、そして同時にペテルブルグ市民すべてを侮辱したものだと受け止め、批判を始めたのだ。これに対し展示会の主催者は、傑作のコピーの腰の部分を隠すべきか、あるいはそのままでよいのか、市民を対象にアンケート調査をする考えだ。
かくて8月15日まで、サンクトペテルブルグの一夫人の提案と意見は幅広く検討され、16日に世論調査が実施され、その結果は23日に発表される。その後ダヴィデ像が、夫人支持派が提案するコスチュームを身に着けることになるのか、ミケランジェロの精神を受け継ぐ良識派が勝つのか、予断を許さない。なお現在ダヴィデ像の問題の部分にはハンチング帽のようなものがかぶせられ、上から紙テープを貼って固定されている。
Давиду в Питере и правда кепку на хер натянули.
— Seth (@vitcherk) 30 июля 2016 г.
Совсем уже со своими скрепами умом двинулись. pic.twitter.com/zswJusiDx7
先に伝えられたところによると、韓国のソウルで日本大使館前の慰安婦像をハンマーで叩いた女性が逮捕さた。