土曜日、ルツェンコ検事総長は、キエフでのブリーフィングで、次のように述べた-
「ウクライナ検察当局は、ウクライナ領内における分離主義的住民投票の組織やルガンスク及びドネツク人民共和国のテロ組織への資金援助に関する直接的な情報を持つウクライナ市民と連絡を取り合うため電話及びインターネットのホットラインを開設する。
市民が、個人的に耳にした情報だけでなく、周囲で話されていたことでも価値がある。」
2014年4月初めの集会で、ウクライナのドネツク及びルガンスク両州の住民は、2月に首都キエフで起きた国家クーデターの合法性を認めず「人民共和国」を創設すると宣言した。そして翌5月に実施された住民投票の後、両共和国は、自らの主権を宣言し、自分達独自の権力機関を形成した。