ゼーマン氏は、EUにおける新たなテロは不可避である、と確信している。テロ防止の信頼性の高い手段は、欧州におけるすべての亡命認定なき難民を追放し、過激派への財政支援を止め、過激派説教者を強制送還することだという。
大統領によると、チェコはプラハ城、地下鉄、鉄道駅のセキュリティシステムに440万ドルを費やしている。
ゼーマン氏はシェンゲン加盟国の国境におけるコントロールを強化することが必要と考えている。また、シェンゲンエリア内の境界チェックの再開をも排除しないという。
ゼーマン氏はキリスト教のヨーロッパで多文化社会を構築することは無意味であると考えており、イスラム教徒の難民を歓迎する政策をとるドイツのメルケル首相を批判した。