盗聴防止携帯電話の開発者、スプートニクの独占インタビューに応じる

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静脈 - Sputnik 日本
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一月前、元米国国家安全保障局(NSA)職員エドワード・スノーデン氏は、GPS信号の伝達を完全に遮断し、諜報機関による監視を回避することができるスマートフォンiPhone 6用特殊カバーに取り掛かった。こうした取り組みには先例があり、ドイツでは盗聴や侵入ができない電話が昔から開発されている。

スノーデン氏 - Sputnik 日本
スノーデン氏 日本での暮らしや日本人に対する監視について語る
米NSAによるドイツ政治家への盗聴スキャンダルをきっかけに、ドイツの「ゼクスマルト」社はメルケル首相のためのいわゆる「首相電話」を開発した。同社指導部のクリストフ・エルトマン氏にスプートニクが話を聞いた。

スノーデン氏の特殊カバーはセキュリティ領域の一部しかカバーしない」とエルトマン氏。GPSは監視に関連して現代の携帯電話に存在する多数の脆弱性の一つに過ぎないという。

「一番簡単な盗聴のやり方は、メールを書いたり電話をしたり、人が単に積極的に自分の携帯電話を使用するときを狙うというものだ。それこそ我々が多年にわたり開発しているものだ。つまり、いわゆるデータ交換におけるセキュリティ。

一般市民の間で情報保護への関心が弱いのは、「上の方にいる誰かの問題であって、下層にいる自分たち平民は何も変えることができないし、そうできる状態にない」という諦念によるものだ。しかし、それは現実に全く対応していない。実際には、多くのものを達成することができるのだ。

私は頻繁に次のような質問を受ける。なぜ私たちにこれらのことが必要なのか。私のような民間人は隠すことが何もない、と。私はこう聞き返す。あなたは自宅でカーテンを使っているでしょう。私たちは朝シャワーした後、裸で走っている姿を、誰かに見られたくはない。秘密を持たない人というのは結局、性格も人格もない者なのだ」とエルトマン氏。

はじめにWhatsAppのようなメッセンジャーアプリが出現し、人々が惹きつけられ、結び合わされることは普通のことだという。それを使うことが安全なのかどうかは後から考え始めるのだ、とエルトマン氏。

「セキュリティは常に若干遅れてくる。自分自身がそうなるとは思っても見ずに潜在的に攻撃される危険のあるオープンスポットを作るのだ」とエルトマン氏。

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